確信
いける。
通用する。
To be, or not to be
明後日から一日早くロンドンに行くことにした。
航空券を取ったのはいいけれどプリントしないと当日60ユーロも課金されるらしい!!
のでインターネットカフェを探しさまよう。
ネットで調べた情報だとプラハの至る所にあるらしいのだが、、、
全部弊店しとるやんけ。。。
ということでトラムを乗り継ぎプラハ城の方まで行ってみる。
今回は観光は予定に無い。
でも綺麗だなー
目的地近くで降車。
いざ行こう!としている目の前に劇場が。
ハムレットだ!!!
シェイクスピアだーーー見たことないしあんまり知らないーーーー!!
でも見たいーーーー!!!
腕時計を見ると6時55分。
開演は7時から。
間に合うか?ストーリーもそんなに知らないしなー。
と散々迷ったけどせっかくなので見ることにしました。
チケットは150チョココロネ。1チョココロネ5円で計算してるから(本当はもっと安い)なんと750円!!!!
750円でハムレットが見れるのか、、、、と感激し劇場へ。
劇場は大きくなくカジュアルで大衆向けといった感じ。
当然世界最難関のチェコ語は分からないので上に出る字幕を追いながら鑑賞。
オペラと違って台詞は流れるのが早いので追うのが大変だった。。
ハムレットが現代版というか、少人数で少予算で、大衆向けにアレンジされていた。
上映前にあらすじをおさらいしたのでしっかり見れたけど、いや、おもしろいね!
この頃のオペラや劇ってほとんど王族や権力者が悪くて、綺麗な心を持った民衆は騙されたり不幸になって、それに観客は同調するのかなと思った。
ミレーのオフィーリアの絵は東京で見たことがあって、繊細で情緒的なのにとても性格で美しいなって思ったけど、当時も観衆は王族のいざこざに巻き込まれる悲しきオフィーリアに共感したのかなと思った。
俳優の演技も素晴らしく鬼気迫ったハムレットの演者の情熱的な演技に心震えた。
昨日見たルサルカは主役の声量不足で不完全燃焼、カーテンコール途中で退席してしまったけど今日は良かったなー。
日本に帰ったらもっと劇やコンサートに行こう。
結局インターネットカフェは閉店しててホトホト困り果てて帰ってきたんだけど、
ジョンレノンパブに行くはずが間違えてトラムに乗ってしまいホテルの方まで帰ってきてしまった。
このまま帰ろうかなと思っていたら、ライブハウスから轟音が聞こえる。
ツェッペリンだ!
正直ツェッペリン好きじゃないけどせっかくなのでこれまた飛び込んで見ることに。
これまた150コロネ(本当はクローネ)で見る。
うまい。すごいうまい。
でもプラスアルファが足りない。大事なんだなプラスアルファって。とても。
そう思うライブだった。
カンパリソーダでほろ酔いして、いいライブも見れていい気分で帰路につきました。
↑
ミュシャは人物画がSFでとにかくザワザワする。変。すごい。よかった
やられた、、、〜ぼったくり 屋台編〜
プラハの炭火焼ハムは美味くて有名、、、
脂が乗っててジューシー、、、
ポテトとキャベツとベーコン混ぜたのもうまい、、、
でも、、、
3500円もしたよ、、、、
ぼったくり、、、、、
みなさんは100gくださいと言おうね、、、、
プラハへ〜東南アジア編〜
まだウィーンは静かに眠る朝7時に起床。
泊まっている部屋はairbnbでとったリング内の大学近くのため学生たちは寝てるんだろうな。
部屋に散乱した荷物をまとめて地下鉄でウィーン中央駅へ行き、そこから国鉄でプラハに向かう。
電車は片道4時間か〜寝れるかな〜と思ってたけどバッチリリクライニングも出来るし水もくれるし快適だった。
DSのソフトとケースを椅子の間に落としてきたけど、、、、、、
プラハに到着!!
おぉ、、、、都会やんけ、、、、
こりゃ原宿やで!!
小腹が空いてた僕はさっそく記念にと中華料理屋にかけこみ、ギョーザと炒飯を食す!!
そして仕上げにとばかりにタイ式マッサージ店に飛び込み、タイ人のおばちゃんに
「来年はタイのマッサージで窒息することにしたよ」
と言ってきた。
それくらいタイ式マッサージ最高だったんよ!
本場では1時間500円らしい。。。やすすぎ、、、
夜はギターデュオのコンサートいってきた。
プラハに着いてチェックインしたりwifiのsimを買ったりしてたから今日は何か見れるかなーと思ってたところで街角の小さな張り紙を発見。
ギターでクラシックやるのかーおもしろそう!ということで急いで向かう。
幸運にもチケットがぎり余ってて入る。
こじんまりとしたギャラリーでのコンサート。
スペインの民謡やフラメンコやモーツァルト、地元チェコの英雄ドヴォルザークの音楽を軽快にやっていく。
20曲くらいかな、若干最後は飽きてきたけど一曲一曲がそんなに長くないのでそれほど退屈せずに聴けた。
言わずもがな20年以上やっている二人の掛け合いは絶妙で、フレーズはウィットに富んでいて、リズムとリードが交互に入れ替わり奏法のテクニックの引き出しの多さに圧倒された。
いや、ギターって良いですね。
僕も指弾きをもっと琢磨したい。
明日はオペラ座いくどー
じじばば
ウィーン最後のコンサート。
鼻すすりジジイはマジですごかった、、、、
1時間ずっと10秒置きくらいの高頻度でずっと爆音ではなすすり、、、、、、
タ〜ララ〜 ずぃー!!ララ〜
タッタッタラずぃー!!!ラ〜
ずぃー!!!ララ〜ずぃー!!ラー
もう、、、、帰ってくれよ、、、、、
となりのおばちゃんもカタカタ貧乏ゆすりとSNSチェッカーだし、、、、
集中できん、、、、
こんなウィーン最古・最小のホールなのにその小ささが仇となりマナーの悪い観客のダメージがダイレクトに響いてくるで、、、
というわけでCD買いました。ホテルで聴きなおします。
見せ方ってすごい大事だよなー。
ライブとCDだったらどっちが良いかといえば、正直僕はCDの方がすきなんだよね。
演劇と映画、完璧さで言えば長い時間を掛けられて計算されて考えつくされて作られるのは映画の方だと思う。
CDも、何テイクもかけて何ヶ月もかけて作ったものが、5分の演奏に勝てるわけもない。
だから僕はCD派。でもそれは音だけの話だし、言わずもがなコンピュータ処理されたものと生の音は違うし、息遣いや空気もまるで違う。
当たり前のことだけど本物はどちらも良い!はず。
でも、ライブって飽きるよね。
めちゃくちゃ好きなアーティストならまだしも、こういうクラシックとか、そんなに知らないバンドとか、絶対飽きる。
だから見せ方はとても大事。
動き方とか、MCとか、アイコンタクトとか、観客は全部見てる。
このコンサートの4人はとても面白かった。一つ一つの動きが音楽と合っていて、少ない人数だからやれるだけやろうという気概が感じられた。
昨日のバレエありちょい演技ありのコンサートも笑いがあって良かった。
人を悲しませる音楽は不要、名前の通り楽しむものだ、とモーツァルトは言った。
全肯定はできないけど、よく分かる気がする。
やれやれ
16歳の無名の見習いコックが「お前も何か作ってみろよ半人前」(←予想)と料理長に言われ作ったのがザッハトルテ。
いざメニューに載せ提供した一日でオーストリア中を震撼させ、今や世界のチョコレートケーキ界のトップに君臨するザッハトルテを本店ザッハーホテルのカフェで食べてきました。
胃もたれしました。
いや、超うまいよ。ジャムの酸味といいスポンジの重さと上質のホイップとの連携といいバランスは完璧!!
更に、というかチョコは流石といったくらいに芳醇で香りに深みもある。
ウィンナーコーヒーとセットで最強の組み合わせ。。
でもちょっと残してしまた。さすがにちょっと重かった~というか多かったというか。
借金苦で援助してもらう代わりに泣く泣くレシピ譲ったもう一つの店のもいつか食べたいこんな夜。
メニューもちょうおしゃれでした
古い雑誌っぽい?
そのあと、モーツァルトがどんな家に住んでたのか見てやろう、ということでモーツァルトハウスへ。
こんな都会のど真ん中にあるビルに住んでたのか、、、、
日本で例えるともう新宿駅前ってくらいいい所。
家賃は全盛期ちょっと前の彼の年収、ということで今で言うと300万くらい?
ここでフィガロの結婚を書いたらしい。
モーツァルトが目の前にいるのを想像したらこみ上げてきました。
モーツァルトってギャンブル大好きだったんだね。
そしてゲームルームを作ったりして。
何かとても共感が沸いた。
名言シリーズ
「私の願いと希望は、名誉と名声とそして金を得ることだ」
というモーツァルトの手紙に書かれた名言もとても分かるよ。
でもちょっとストレートすぎぃ!
まだ甘ったるさが胃の中をグルグルしてた僕は、しょっぱさを求め彷徨ったあげく驚きの日本食を口にするのでした・・・
to be continued...