To be, or not to be

f:id:chapy44:20161027181555j:plain

 

明後日から一日早くロンドンに行くことにした。

 

航空券を取ったのはいいけれどプリントしないと当日60ユーロも課金されるらしい!!

 

のでインターネットカフェを探しさまよう。

 

ネットで調べた情報だとプラハの至る所にあるらしいのだが、、、

 

全部弊店しとるやんけ。。。

 

ということでトラムを乗り継ぎプラハ城の方まで行ってみる。

今回は観光は予定に無い。

でも綺麗だなー

 

f:id:chapy44:20161027182150j:plain

 

目的地近くで降車。

 

いざ行こう!としている目の前に劇場が。

 

f:id:chapy44:20161027182307j:plain

 

ハムレットだ!!!

 

シェイクスピアだーーー見たことないしあんまり知らないーーーー!!

 

でも見たいーーーー!!!

 

腕時計を見ると6時55分。

開演は7時から。

 

間に合うか?ストーリーもそんなに知らないしなー。

 

と散々迷ったけどせっかくなので見ることにしました。

 

チケットは150チョココロネ。1チョココロネ5円で計算してるから(本当はもっと安い)なんと750円!!!!

 

750円でハムレットが見れるのか、、、、と感激し劇場へ。

 

劇場は大きくなくカジュアルで大衆向けといった感じ。

f:id:chapy44:20161027182643j:plain

 

当然世界最難関のチェコ語は分からないので上に出る字幕を追いながら鑑賞。

 

オペラと違って台詞は流れるのが早いので追うのが大変だった。。

 

ハムレットが現代版というか、少人数で少予算で、大衆向けにアレンジされていた。

 

上映前にあらすじをおさらいしたのでしっかり見れたけど、いや、おもしろいね!

 

この頃のオペラや劇ってほとんど王族や権力者が悪くて、綺麗な心を持った民衆は騙されたり不幸になって、それに観客は同調するのかなと思った。

 

ミレーのオフィーリアの絵は東京で見たことがあって、繊細で情緒的なのにとても性格で美しいなって思ったけど、当時も観衆は王族のいざこざに巻き込まれる悲しきオフィーリアに共感したのかなと思った。

 

俳優の演技も素晴らしく鬼気迫ったハムレットの演者の情熱的な演技に心震えた。

 

昨日見たルサルカは主役の声量不足で不完全燃焼、カーテンコール途中で退席してしまったけど今日は良かったなー。

 

日本に帰ったらもっと劇やコンサートに行こう。

f:id:chapy44:20161027183458j:plain

 

 

結局インターネットカフェは閉店しててホトホト困り果てて帰ってきたんだけど、

ジョンレノンパブに行くはずが間違えてトラムに乗ってしまいホテルの方まで帰ってきてしまった。

 

このまま帰ろうかなと思っていたら、ライブハウスから轟音が聞こえる。

 

f:id:chapy44:20161027183704j:plain

 

ツェッペリンだ!

 

正直ツェッペリン好きじゃないけどせっかくなのでこれまた飛び込んで見ることに。

 

これまた150コロネ(本当はクローネ)で見る。

 

f:id:chapy44:20161027183853j:plain

 

うまい。すごいうまい。

 

でもプラスアルファが足りない。大事なんだなプラスアルファって。とても。

 

そう思うライブだった。

 

カンパリソーダでほろ酔いして、いいライブも見れていい気分で帰路につきました。

 

f:id:chapy44:20161027184045j:plain

ミュシャは人物画がSFでとにかくザワザワする。変。すごい。よかった